2009年 11月 13日
そうだ、"Vrijdagmarkt"へ行ってみよう!
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ちょっぴり寝坊。
今日は、ブリュッセルには行かず、
終日アントワープの日と決めているのでR。
ゆっくり朝食をとり、
天気予報をチェックしてみるものの、
どうやら今日は曇り時々雨。
部屋からの眺めも、
↑ の写真のとおり、10時だと言うのに、
空はどんよりと重い雲におおわれている。。。
じゃあ~忘れずに折りたたみの傘を持って、
"Vrijdagmarkt - フレイダグ・マルクト"で行われている、
オークションへ行って見よう!
アントワープのメインストリートと言われている、
MEIR通りも、このとおり人もまばら。
まぁ、そもそもココの人の通りは、
会社が早く終わる金曜日夕方と、お休みの土曜日以外は、
そんなにイッパイイッパイにはならないので、
普通の光景なんだが…
しかーし、金曜夕方と土曜になると、
一体何処から来たの?え、居たの?
って言う位の物凄い人の通りで、びっくりします(笑)。
ん…改めて見ると、
このグレーの空にグレージュの建物が、
アントワープと言うか、ベルギーらしいなぁ~ってしみじみ思うもの。。。
晴れた青い空!も良いけれども、
やっぱりベルギーのイメージって、この色。。。
このグレーの空だからこそ、
建物の色も馴染むのよね。。。
さて、金曜広場に着くと、
Oh~~~やってる、やってる!
場所は、プランタン・モレトゥス博物館前。
よく見ると…
秘密結社のアノ、シンボルが…
「ダヴィンチ・コード」は勿論、「天使と悪魔」も読んだ私には、
このシンボルが表す…(以下、省略)。
まずは、外のオークション。
決して広くはない広場に、2つのオークションが。
今日は、一方は電化製品中心。
もう一方は家具や食器、タペストリーなどが殆ど。
小雨降る中なので、
若干盛り上がりに欠けるような気もするが、
ご本人様達は勿論真剣。
威勢のイイ声が飛び交っています。
勿論私と言えば、そんな様子を面白がって見ているだけ。
何度かココを訪れてはいるが、
オークションに参加すると言う事ではなく、
単に見てるだけ。
え?こんなのどうすんの?とか、
それってば、そんな値段でいいの?(高いー安いー)とか、
どうやって持って帰るの?とか、
見ているだけでも面白い。
気分次第では、
目の前の「プランタン・モレトゥス博物館」を観るのも有り。
ココ、そこら辺の美術館よりも見応え十分な博物館。
特に古い紙モノが好きな方、
活版印刷に興味の有る方には、たまりません!
小規模ながら、中庭もキレイだし。
おススメですゾ。
暫くして飽きちゃったのと、
寒くなってきたので、少し暖をとる為に場所を移し、
同じ広場に面した建物の中で行われているオークション会場へ。
こちらは、
お部屋イッパイに並べられた家具から、
その家具に収納されている花器、食器、カトラリー、
また敷かれているタペ、壁面の絵画等など…
建物の中に存在する全てのモノが、オークション対象品。
一見、どこかのお家のサロン?
と思うようにレイアウトされているモノ全てが、
一角ごとにオークションにかけられていく、しくみ。
インカム付けたスタッフが、
オークションを取り仕切るムッシュ(椅子の上)の掛け声に合わせ、
商品を全員に見えるように持ち上げ、
そこから、方々から「○ユーロ!」「△ユーロ!」の声が上がり、
瞬時に落とされて行く…。
その近くでは、
パソコンに落札額等を見落とす事無く打ち込んでいくスタッフが。
値段が物凄い額まで釣り上がっていく事もなく、
大体の商品が、30秒以内に落札されていく…。
早いものは、ものの10秒とか。
確かに、商品量が倉庫(会場!?)一つ分、しかも結構な広さだし、
これらを限られた数時間の間(9-13時)に捌くとなると、
いちいち時間かけてらんないわねー。
しかし、本当に全て…
何もかもが次々と落札されていくその様を見ているのは、面白い!
もっと面白いのが、
オークションを取り仕切る、このムッシュの後方にある…
ビール!
このビールは、
オークション中のムッシュの喉を潤す、
それはそれは大事なドリンクなのでR。
さすがビールの国、ベルギーならではですなっ。
出品物のエリアを移動する度に、
椅子と一緒に、いちいちビールを持って…の姿を見ていたら、
何だかムッシュがとっても可愛らしく見えてきちゃいました。
(この、ぽっこりビール腹もね。笑)
出入り口のこれら ↓ は、
落札されたモノなのかなー?
それとも、これからオークションにかけられるモノなのかなー?
と思われるモノが、そこらへんにゴロゴロ。
さすがに自転車は、違うでしょう。
きっと、スタッフの自転車…よね?(笑)。
オークションと、ムッシュの姿を楽しんだ後は、
アンティーク通り" Kloosterstraat "へ。
この幼稚園の庭続きの「椅子アート」は、
前回来た時も撮影してましたネ。
(でも、どの記事でUPしていたのか探せず…)
その時とは、また違った椅子アートでした。
この" Kloosterstraat "。
通りのお店の構え(外観)からは、とても想像付かないようなお店ばかり。
外観で決め付けてはいけましぇん。
奥が深いんです。
実際に、店の奥行きも非常にあって、
間口の狭さからは想像出来なくって、ビックリ!
だから余計に入ってみてから、
物凄い本物のアンティーク調度品ばかりで、場違い?と思ったり、
その一方で、エッーーーこんなのParisじゃ見つけられない!もう無いし!とか、
この値段で本当にいいんですかぃ?とか。
かなりの当たりハズレ(って言うか、好み)があるものの、
それでも、自分のお気に入りのお店はいくつかあります。
色々、勉強にもなるし…
トレンドと言うか、傾向も一通り見る事でわかるってもの。
ホント、車があったら…
コンテナの手配が出来ていたなら…
いやっ、ココに住んでいたなら…
と、思うモノばかりで。
結局は、
持って帰れるちっちゃいモノばっかり手にする事に。
あと、ブリュッセルのいつもの広場で探せばいいやーって思って、
悩む事なく、見るに徹したり、と。
あっ、↑ ココは地元の人も必ずおススメします。
私も行くと必ず覗きますが…
ん、日本人好み!?のモノが、所狭しと並んでいます。
かなーり、無造作にですが。
しかも、値段もリーズナボー!
ギリギリ日本持ち帰り(手荷物)出来るかも?
と思うようなモノが必ず目に付き…
毎回お店の中で悩んでしまいます。
えぇ、勿論今回も。
この後、Parisに移動する事を考えると、
そんなリスキーな事は出来ませんでしたがね…。
あくまでも、目の保養と割り切るしかないっしょー。
(見るだけ、見るだけ…)
ハロウィンの演出も、忘れちゃいません。
(さり気なくって、可愛いなー)
さてと、
朝から、オークションだのアンティークだの…
色々歩き回り、そろそろお腹もすいてきた事だしー、
今日のランチは、アソコにしようかね?
そんなアソコのランチの様子は、
また明日!
by bonjourboo
| 2009-11-13 00:00
| '09.10 Belgium&Paris