2013年 10月 16日
Paris, 10 Juillet 2013
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夏のParis行き。
今回の旅は、出発2週間前に決まりました。いやっ、決めました。
溜まっていた代休なるものを消化せねばならず、
仕事も一段落!?したタイミングだったので、ならば、と言う事で。
夏のParisって結構久し振り。
毎度、年末年始の冬って決まってましたからね。
気候の良い夏のParisに行けるとは!
うっしっし~素直に嬉しいゾ。
出発は、
この所、定番となっている羽田発深夜便。
コレ、結構好きなんだよねー。
寝て起きたら、フランス!みたいな。
実際にはそんな訳ないんだけれども、何か気分的にねw。
夏時間で、日付変わった10(水)深夜24:40発→10(水)早朝6:20着。
着いたその日、まんまフルで活動出来るって、凄くイイ。
私みたいに、ショートトリップしか出来ない仕事の身においては、貴重な時間な訳。
で、往路はプレミアムエコノミー。
C(ビジネス)は、余りにも急過ぎたので、残念ながら席が無かった(くぅ)。
出発前日夜は、仕事でパーティーがあって結構直前までバッタバタ。
ミッション後、早くお家に帰らねばと言う気持ちとは裏腹に、
ここで何かちゃんと食べておかないと、タイミング逃す~~~と思い、
我らスタッフ用に用意されていたステーキとカレーで、シッカリお腹を満たした私。
(このステーキが、これまたメッチャ美味かった!)
だって、空港ラウンジの食事は、時間が時間なだけに、
大したもの残っていないってわかってますから。
そりゃ~、美味しいもの食べられる時に食べておかないと。
そして搭乗後は、軽食パスしてひたすら寝る。
機上の人となり、軽食が用意されるのは、日本時間25時過ぎ。
しかも、おやきですよ、長野のおやき。
それから、時間差で2色蒸しパン。プレーンなのとストロベリー味。
こんなの、深夜に食べられませんから(美味しそうには見えないのも理由)。
Cなら、お酒のアテみたいな軽食なんだけどね。
もうちと、何とかなりませんかね>おJALさん。
だから、それをわかっていたからこそ、
ステーキとカレーを予め、早い時間に(それでも遅かったが)食べて、
後は寝るか映画を見るか!と言う心意気で機上の人となった訳です。
(ちと、この説明長いね。笑)
CDG空港到着後は、
2Eの中に新しく出来たサテライト(ゲートM)に降り立ち、
これがまた結構な遠い場所にあって、ひたすら歩いてエスカレーター何回も乗って、
シャトルにも乗って、ようやくターミナル2Eに着いたのだ。
まだ?まだ?まだなの?状態(疲)。
ゲートM内の免税店の豊富さや、
新しいから清潔感も有って、素晴らしいのだけれども、
着いて早々、めっちゃ遠いわぁ~ってのが感想。
しかも、今回初ゲートMで予備知識も何にも無かったらから、余計に遠かった(笑)。
Paris市内までは、
2EからいつものRERで移動。
結構、女子1人では毎回毎回デンジャラスだなーと思いながらも、
Mさん宅まではコレが一番便利なんだよね。
それに、友人宅まで片道9.5ユーロとリーズナボーだし。
Paris郊外から、
朝もはよから、市内へ出勤するブラックな人々が沢山乗車してくる中、
更には目的の駅辺りでは満員電車状態となるから、
余計にそんな状態でのスーツケースひきずりながらの移動は緊張モノ。
始発で人もまばらなCDG空港駅から、シートに座っていても、
日本みたいにコックリコックリ眠る訳にもいかず、
これまた日本みたいにiphoneいじって時間潰しする訳にもいかず。
だって、どっちの行為も気が緩んでしてしまったら、
盗られて痛い目に合うんジャマイカ?と思うと、そんな事出来ませんってば。
(いやっ、実際にParis市内のBUSには、日本語で、
iphone狙いのスリに気を付けて!のアナウンスステッカーが貼られています。)
だから、適度の緊張感を持って乗らなきゃいけない。
それが、RERの鉄則なのでR。
目的の駅から、本来Mさん宅まで約5分。
しかーし、今回、唯一のエレベーター付き改札出口が何でだか使えず、チックショー状態。
しかーも、地上出口も、えっらい遠い所に出ちゃったもんだから、
結果10分以上かかってしまったよ、オイオイ。
それでも何ごともなくMさん宅に到着し、久し振り(5ヵ月振りか?)の再会を果たし、笑顔。
着いて早々、スーツケースの殆どを占めて居た日本食や、
Mさんファミリーリクエストの品々を渡し、
日本出発前、シャワーも浴びずに出てきたものだから、
まずはシャワーを浴びて、出てきたらこんな風に、
朝食の準備が出来ていたのには感動!
シャワーを浴びている最中に、
Mさんってば近所のパン屋さんへ買いに言ってきてくれたのだ。
クロワッサンにパンオショコラ。
私の好きなものを熟知しているMさん。さすがやー(涙)。
で、お腹を満たした後に2人同時に家を出る。。。
私が向かったのは、「アリーグル広場」。
Mさんは、お仕事へ(頑張ってやぁ~)。
私がParisに来たなら、必ず立ち寄る場所。
立ち寄らなくてはいけない場所。それが、アリーグル。
正式には「Place d'Aligre」。アリーグル広場です。
ココは広場の直ぐ横に屋内マルシェが有り、
広場並びには、青空マルシェも立ちます。
更には、広場の中には蚤の市のスタンドも立ちます。
日によって当たり外れもあるものの、私の目的はココの蚤の市なのです。
月曜日以外の毎日、広場周辺はとても賑やかで、
結構イカしたレストランやカフェも多く、
Parisの日常を体感出来るのは、まさにココなんだなー。
それにMさんファミリーは以前、
この直ぐ側に住んでいた事も有り、一方的だが私にとってのParis!
そして蚤の市!は、ココ、アリーグル。
大好きな場所なんです。
今日も3周位見て回って、
1周目に一目惚れした、カップ&ソーサーと、
ぶどうのような形をしたガラス瓶を購入。
カップ&ソーサーは、珍しいトランスファー柄。
通常、お皿では良く見るスタイルなのに、カップ...ましてや、
ちゃーんとソーサーまでセットになっているのは、非常に珍しい!Wao!
ガラス瓶は、ジャム用なのかマスタード用かわからないけれども、
ポコポコした凹凸感がメッチャ可愛いでやんの。
それから、エキゾチック?なデザインのネックレス。
これも1周目の一目惚れ。
この手のACC類は、あんまり蚤の市で手にする事少ない私なのだけれども、
今日のこのネックレスは、チョイと醸し出している雰囲気が違ったのね。
だから、鏡も無くって付けた時にどれ位の鎖骨具合なのかわからなくても、
絶対に似合う!私に似合うハズ!って決めつけて(笑)、それから値段交渉したわー。
どちらのスタンドのマダムも凄く感じも良くって、
そしてどちらでも僅かなディスカウントをしてもらって、アタクシご満悦。
もうね、蚤の市のこうしたちょっとしたやり取りって、
物凄い幸せな気分になるんだよね。
これだけで、フランス万歳!とか(笑)。
そんなご満悦のまま、
これまたアリーグルへ来たならば、立ち寄らずにはいられないカフェへ。
「LE 138」って名前のカフェ。ただのカフェです。
何て事無い、街角の普通のカフェです。
まぁ~Parisらしいカフェとも言いましょうか。
単に、広場からお家まで帰るバス停までの、
とても都合の良い場所にあるから(笑)とも言いましょうか。
でも、この普通な感じがいいんです。
庶民的な、着飾らない感じがいいんです。
広場のマルシェ帰りのムッシュやマダムが、野菜や重い荷物を抱えて、
お家に帰る前に一杯で...って思って立ち寄る、そんなカフェ。
近所に住んでいて、Wifi使えるから、
PC持ち込んで、何やら難しい顔して仕事?らしい事している
マドモワゼルも居るカフェ。
そんな老若男女が入り混じる普通のカフェに、
蚤の市でゲットした、新聞紙でグルグル巻にされた荷物を抱えて、
いかにも住んでいます風?な空気を醸し出して、
革張りのソファに、デーーーンと座ってカフェクレームを飲む私。
これゾ、私のParisスタイルってもんです。
がははぁ~
自分で言ってて、恥ずかしいわ(笑)。
アリーグルの後は、
BUSで一旦お家に戻り、ゲットした荷物を置いて直ぐ様、マレへ。
今日もまた、急なランチのお誘いに応じてくれたMくん。
毎回毎回、急ですみません。
でも、到着後直ぐにアポイント取るのは、あぁ~たです(笑)。
まずは、Mくんに会って互いの近況報告なんぞしないと。
コレ、アリーグル同様、Paris入りした時の儀式(?)の一つです。
あといくつか有りますが、それは追々(笑)。
Mくんと、
Mくんのお店の直ぐ並びのカフェでデジュネを。
互いの近況報告だけにとどまらず、
毎回そうなんだが、彼のヴィジョンを伺っていると、
こっちまで色々考えさせられる程の深さをちゃーんと持っている。
だからこそ、毎回会いたくなる1人でもあるんだよね>Mくん。
色々勉強にもなります。
あんまり先の事考えていない、ちゃらんぽらんな自分に、
「喝」を入れてもらうような。
ホント、大好きですわーMくん。
これからも宜しくね(笑)。
マレの後は、ボンマルシェへ移動。
秋モノの立ち上がりを一部チェック。
でも、気分はまだまだ夏だし、
ソルドの第二弾(セカンドマークダウンってヤツですね)もはじまっているし、
色々ぐるぐる見て回る。。。
私がステイした一週間は、
とてもお天気に恵まれて、むしろ暑い!って位の気候でした。27とか29℃とか。
でも、それまではメッチャ寒い日が続き、
今年のParisに夏は無い~なんて皆が口を揃えて言う位、
それはそれは寒い夏だったそう。
だから、お洋服やさんは夏物が思うように売れず、
本当はいけないんだけれども、
フライングでソルドをこっそり始めちゃったり、とか。
フランスって、国で年二回のソルドの日程を決めているので、
好き勝手にソルドが出来ないってルールがあるのです。
でも、小売り側からすると、
そんな事言っていられない位の状態だった訳で。
皮肉にもソルドの始まった6月下旬から気温も徐々に上がり、
結果ソルドの時期に夏物大爆発!みたいな。
何なんでしょうね~。こりゃ、不景気不景気って皆が言う訳だ。
売りたい時に、売りたいものが売れないって。。。
ボンマルシェから、
次なるアポイントが有り、サントノーレへ。
このアポイントも今日決まったアポ。
某百貨店のショチョーさん。
渡仏前から会おうねメールのやり取りはしていたものの、
詳しくはWEBでねバリに、詳しくは現地で!だったので(笑)、
明日からベルギーだし、時間有るうちに会いましょう~
って事で、つい数時間前の電話で決まったアポなのでした。
ショチョーさんの仕事終わりに合わせ、
待ち合わせはサントノーレから少し横道に入ったカンボン通り。
フォレ ル パージュに程近い交差点。
数年振り...
ん?5年以上振りのショチョーさんとの再会。
益々素敵になっています事。何か嬉しいよ、私。
道端でお互い日本人同士だからハグやキスこそしなかったものの、
しっかり握手して、嬉しいルンルン気分のまま、
ショチョーさんの予約してくれたレストランへ。
話題は、アノ人コノ人、某ブランド裏話や過去と未来の話し等など、
尽きる事無くあっという間に時間が過ぎて。。。
翌朝早起きしてベルギーへ行く私と、
コレクション明けでアテンド疲れのショチョーさんは、早いお開きを。
そして、次また東京かParisで会う約束をしてバイバイ。
いやぁ~イイ話しが出来たな。
ココParisに来たから話せた内容ばっかだったし。
運とか縁とかタイミングって本当に大事だなぁ~と改めて実感。
嬉しい楽しい美味しい時間でした。
Merci,ショチョーさん!
カンボン通りからお家までは、
時間も比較的早かったし明るかったから、
カロリー消化も考え!?テクテク歩いて帰る事に。
昼間のクラブハウスサンドウィッチが残ったまま、
ディネを頂いたものだから、もうぅ~お腹がパンパンw。
リヴォリ通りのお土産物屋さんで、
こんなエッフェル塔オブジェを眺めて、欲しくなったり!
でも、残念ながらココのお店は閉まっていた~。
今度、明るいうちに来よう!って思った。
(結局、行けなかった...行かなかったんだけどね。次回こそ!)
リヴォリから、
チュイルリー公園でピクニックする若者たちを横目に、
ルーブル美術館横を経由して、セーヌへ。
ポン・デ・ザール(芸術橋)には、
夜のお散歩を楽しむパリジャンパリジェンヌと共に、
ヴァカンスシーズンなので観光客もイッパイでした。
イッパイと言えば、
ポン・デ・ザールには今日も沢山の南京錠が掛かっていましたよ。
ここで愛の誓いをし、鍵を掛けるのね(はーと)。
橋のたもとには、この南京錠を売るおじさんが居ます。
そんでもって、この南京錠はどれ位のペースかわからないけれども、
定期的にカットされ、処分されます(笑)。
そうしないと、どんどん南京錠だらけになっちゃいますからね。
Paris1日目。
会いたいと思っていた人に会い、
行きたいと思っていた場所へ行き、大満足な1日。
さぁ、明日はベルギーへの小旅行じゃ。
...と、
あれから3ヵ月経って、振り返り、こうして書い綴ってきましたが、
アタシってば、1日目から若干飛ばし過ぎ(笑)???
意外と覚えているものだから、ついつい筆が進んでね(筆、ちゃうがw)。
まぁ、気持ちが有るうちに一気に行くわよ。
みんな、ついてきてね(笑)。
by bonjourboo
| 2013-10-16 00:01
| '13.7 夏のParis