2008年 07月 29日
旅...La Fontaine de Marsでお一人様ランチ~
|
滞在何日目だったかな?
とある月曜日、ちょっとブローニュまで。
用事を済ませた帰り道、お昼をとっくに過ぎていたものの、
"ECOLE MILITAIRE"で途中下車し、
先日のアノお店の並びにある「ラ・フォンテーヌ・ドゥ・マルス」へ。
実を言うと、
本当の目的のレストランは、ここではなく…
「カフェ・コンスタン」でしたが、月曜定休って事をスッカリ忘れていたのです!
ならば、「レ・ココット」に…
と思いましたが、残念ながら満席。Oh。。。
って事で、
「ラ・フォンテーヌ・ドゥ・マルス」に行き着いた訳です。
ちょっと敷居が高いかな?
とも思ったのですが、「旅」を見る限りではそうでもなかったな~と思い、
一人でちょっぴり緊張しながらお店に入りました。
笑顔の素敵なギャルソンに迎えられ、
まずは、赤ワインをオーダー!
この赤ワインがとっても美味しくって…
メモらなかった事を後に後悔。
店内は、クラシックな佇まいの中に、
赤いチェックのクロスがとてもよく映え、心地良い空間。
とっても温かみを感じます。
私は、テラス席は何だか照れ臭くって、
あえて奥の席についたのですが、
並びには、白髪のムッシュや、ゆったりランチを楽しむビジネスマン、
カップルなどなど…皆、思い思いにランチタイムを楽しんでいる様子。
奥まった席に座ったのをよい事に、
暫らくはワインを飲みながら、座った席の周りの写真を
パシャパシャ撮りまくっていました。
でもお料理が運ばれてきた後は、
写真を撮る事をスッカリ忘れてしまい、
デザートも、一口食べてから、あ!写真、写真!!と気付き、
赤いベリーたっぷりの「フロマージュ・ブラン」をパチリ☆。
しかし、このフロマージュ・ブラン。
お味は、いたって普通(笑)。
お値段は、決して普通じゃぁ~なくって【11ユーロ】。
え!?デセールで11ユーロって事は…
全部で一体、いくら???
と思いでしょうが、ハイ、今回の滞在中の食事で、
ナンバーワンでした(笑)。
でも「旅」を見ていて、
気になっていたお店だったし、まぁこんなもんかな(爆)。
食事の値段はさておき、
このお店の居心地の良さは、
ギャルソンがとても親切丁寧で、特に私は一人だった事もあり、
テーブル近くに来る度、食事を持ってくる度に、
ちょこっと話し掛けてくれて、程好くお客との距離感を図っている感が、
とても心地良かったのですよ。。。
そして、〆のコーヒーが運ばれてきた後に、
クロスと同じ模様のパッケージをしたチョコを写真におさめようとしたら、
たまたまテーブルの近くを通ったお店のマダムが、
「ちょっと待って~♪」と。
少しすると、
奥のお部屋から出てきたマダムの手元には、
同じパッケージの、
「ワイン」と「マッチ」が!!
何ともフォトジェニック~。
勿論、ワインは撮影用でしたが(笑)、
マッチは、お土産に頂きました。
帰って来て「旅」を読み返していたら、
この「ラ・フォンテーヌ・ドゥ・マルス」のページの見出しに、
>気さくなマダムが育てた、愛ある空間
と言う言葉が書かれてあり、
妙~に納得。
また、私のテーブルを担当してくれた、
サンパなギャルソンも「旅」に掲載されていたのも何だか嬉しく思い…。
こう言う、ウォーム感溢れる、
居心地の良い空間は、
箱(お店)だけでも、お料理だけでもなく、
やっぱり【人】なのだなぁ~と、しみじみ。
私が席を立つちょっと前に、
並びのテーブルで食事していた白髪のムッシュがお帰り。
帰り際、何気にこうしてお店のスタッフと笑顔で会話している姿も、
自然とサマになるんだなぁ。
何だか、あったか~い気持ちになった、
そんな月曜日のランチでした。
by bonjourboo
| 2008-07-29 00:00
| '08.6 初夏の欧州